◆◆◆ 立川亮 エッセイ ◆◆◆

 昨年の年頭に、「今年は、詩人になりたい」と夢を語ってみたものの、まったくそんな兆しもなく、ひとりごとばかりブツブツこぼしていた。
 それとは全く関係ないが、私は昨年も日記を書き続けた。そして、一日を終えて印象に残った言葉も、また書き続けた。
 そこで、今年も印象に残った言葉をいくつか書き綴ってみることにする。このパターンも今年で5年目。恒例行事と全世界に宣言しようと思う。以下、順不同、敬省略。

『大きな人は自分を大きく見せようとする必要がないし、小さく見せようともしない』
(石田雄太/スポーツジャーナリスト)
『もっとひらがなで話しなさい。大切なことをわかりやすくポンと言うのが偉い』
(藤本典江/細川俊之夫人、元・宝塚歌劇団)
『育ちのいい人は、くっついて話す。そうでない人は腰を引いて話す』
(山口瞳/作家)
『日常のささいなことの積み重ねが意思や強さにつながっていくんだと思うんですよ』
(安藤光彰/JRA騎手)
『悲しみを受け止める時、人はもっともみごとに人間になる』
(曽野綾子/作家)
『学ばない者は人のせいにする。学びつつある者は自分のせいにする。学ぶということを知っている者は誰のせいにもしない。僕は学び続ける人間でいたい』
(三浦知良/プロサッカー選手)
『人は帰る為に旅をする。漂う為に非ず』
(森敦/小説家)
『貫きたいのは、卑しくなりたくないってことなんです』
(緒形拳/俳優)
『この世は偶然。その偶然が結果を呼ぶ。ゆえに不条理。それを遊戯の心で受けとめる』
(寺山修司/詩人、劇作家)
『下品な人は下品な絵をかきなさい、ばかな人はばかな絵をかきなさい、下手な人は下手な絵をかきなさい』
(熊谷守一/画家)
『間違いなく、背伸びをすることでしか伸びない背丈もある』
(沢木耕太郎/作家)
 そして、最後にもうひとつ。
『もし腹が出てくるようなことがあったら、僕、すぐに野球、やめますから』
(イチロー/プロ野球選手)
 まったくもって、その通り。さすがは、世界のイチロー選手。
 今年は、ラジオドラマの声優になりたい。

-2012.01月

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