● 立川亮のマンスリーエイトマン back number 02 ●

「立川亮の軽薄対談〜第二回 菊嶋"KIKU"亮一(オザワサトシと空色ドルフィン、他)の巻〜」
〜対談の名人をうたわれる゛軽薄派″紳士が、当代の作家・芸術家・タレント等と交わす聖なる話。典雅にして興味尽きない稀代の名対談をどうぞ!〜

立川:普段、仕事がない時はどんな感じなの?
キクジ:そうスねぇ〜。だいたい、家でエフェクターとか作ってますよ!
立川:あらあら、テープが回っても変わらず元気いいね!これは、とんだピストンボーイだ。
キクジ:いやぁ、去年に比べたら全然地味っスね。(店のアルバイトのお姉さんに)あっ、すいません。煙草ありますか?あっ、マルボロライトメンソールがいいです。あと、豚のハツ下さい。
立川:ところで最近、漫画とか読む?僕はね、「キックオフ」に再び夢中になっているよ。高校生に戻りたいね。
キクジ:いいスねぇ、高校生。漫画は読まないスね、あちきは。
立川:ところでさ、高田純次さんは好き?
キクジ:えっ?
立川:(活発なお姉さんに)すいません、ホッピーの中だけ下さい。
キクジ:超マイペースっスね。
立川:ところで、若いのにいろんな現場で活躍していることで有名なキクジさん。演技する上で気にしていることは何かな?
キクジ:う〜ん。メールの返信は素早く、かつ、打ち上げでは最後まで乱れない、って感じっスね。
立川:へぇー。含蓄があっていいね!やっぱりあなたが一番!
キクジ:いやいや、ご勘弁して欲しいっス。
立川:この味噌おでん美味しいね。(ここで隣のテーブルのOL風女子のの携帯が鳴る)♪ピリリリ
OL風女子:は〜い、目黒着いた?うん、空いてるよ…(喋りながら店から出ていく)。
キクジ:まあ、いろんなことがあるっスけど、全部立場によりますね。イベンターとの絡みもありまスから。
立川:では、そろそろ話を締める方向で。
キクジ:えっ?もう?前向きっスねぇ。
立川:(テレビのニュースを観ながら)原油高についてどう思う?
キクジ:えっ?…灯油はホームセンターが安いっス。<了>

-2007.12.10(月)

 

「日記のすすめ 第二回〜11月8日の僕をさがして〜」
〜日々起こる些細な出来事を丹念にたどっていく。それを毎日書き残せば、小さな自分史の完成だ。過去10年の日記から、今回は「11月8日」の出来事をいくつかピックアップ!私はその時、どこで誰と何をしていたのだろう…〜

・平成9年11月8日(土) 晴
渋谷Egg-manにてバンドのライブ。おでんを作るサチ(※1)を残して出発。
40分程遅れて会場入り。ライブは、今日も小川トーク(※2)から始まる。途中までは流れもよかったものの、スローな曲が続いたからか、まったりとしたライブになった。打ち上げでは、スタッフの人に「もっと亮くんが偉そうにしないとダメだ」と説教された。
サチと車で川崎まで帰る。今日のライブで、このバンドはしばらく活動休止。ゆっくり本でも読んで、のんびりと飲みにでも行こう。しかし、サチはかわいいなあ。飽きないなあ。
※1…仮名。当時の彼女で、遠距離恋愛をしていた大阪から遊びに来ていた。
※2…「クロダサトルの優雅な生活」のジャケ写モデルの小川くん。当時のバンドのリーダーで、ライブは常に彼の漫談から始まり、オチるまで他のメンバーは登場しなかった。

・平成11年11月8日(月)曇り時々雨
18時に新宿の紀伊國屋ホールで待ち合わせ。ウタノ(※1)の事務所の方が出る芝居を見せてもらう。井上ひさし原作の「闇に咲く花」。
戦争もので、やっぱりジーンときた。人はとにかく忘れやすい。忘れてはいけないものも忘れてしまう。人が集まってホッとする花のようにならないといけない、と。道端の花は綺麗に咲いていても、それが当たり前で誰にも褒めて貰おうとは思わない。そんな風に、何度も聞いたことのある、当たり前の台詞でも熱くなった。
その後、ごはんを食べに連れていってもらう。社長さんはじめ、みなさんよくして下さって、おなかいっぱい。ウタノと豪徳寺に帰ってきて、ゴロゴロしている間に寝てしまう。寝てからの僕はなぜか不機嫌だったらしく、「もうほっといてくれ!」などと、偉そうに言っていたらしい。
※1…仮名。当時の彼女。役者さんだった。

・平成15年11月8日(土)晴れ後曇り
幸いなことに、昨日の事故の後遺症はなかったらしい(※1)。昼過ぎから出かけるまで、明日のイベントで配る読み物の文章を書き続ける。
21時から一時間スタジオで個人練習。最後の確認。ゆっくり、ゆっくり自転車をこいで帰る。
部屋に帰り、白あんぱんを食べながら台本を書く。明日はISSUEとBlossomがゲスト。昨晩、わざわざ真琴は電話をくれたし、武井くんも留守電に「明日はやっちゃん、亮ちゃんと呼び合える仲になろうね」と入れておいたら、いつの間にか「亮ちゃんですか?やっちゃんです。明日はよろしく」とメッセージをくれていた。明日も楽しくなればいいな。
※1…前日、自由通りを自転車で走っていたらタクシーに衝突され、一回転して道路に投げ出された。びっくりしたけど、無事だった。

・平成17年11月8日(火)晴れ
6時前に布団に入ったので、昼前まで眠っていた。ちょうど12時になる頃インターホンが鳴り、荷物が届く。ゆうパックだったのだが、配達してくれた方は女性だった。今はこんな力仕事も女性がするようになっているんだね。重たいものなんかはどうするのかな。
夕方、駅前のアリスで茶色の靴下を買う。素直に、おばさんがすすめてくれたものを買ったのだが、おばさんは「茶色を身につける人はおしゃれな人なのよ」と。すぐにデュークが浮かんだ。彼は茶色が似合う。
21時から24時でタンゴリハーサル。やっぱり、タンゴは楽しい。帰り道は、もう手が冷たかったよ。

-2007.11.08(木)

 

「趣味の台本」

 渋谷7thFLOORで開催される「円山町寄席」には、参加するミュージシャン、スタッフに配られる台本が存在します。
 これを元にリハーサルが進められ、ミュージシャンは演奏以外のことを確認し、音響のケンGと照明を担当してくれるユースケくんが、工夫を凝らして舞台を創りあげていってくれます。
 この台本、ノートに書く下書きから始まり、何回も書き直しされ、仕上がるのは通し稽古の直前になってしまいます。当日ということも何度かありましたね。

 いま、前回の台本を見ながら書いているのですが、「たまごクラブとひよこクラブには男版あり」や「雨の東京も綺麗、でも陽子にはかなわない」、「いやよ いやよも 好きのうち、答えてほしいの ほしのあき」などの書き込みを発見しました。
 このように、人に見られると恥ずかしいので、終演後はきちんと持って帰ります。よって、家には莫大な数の台本が存在します。表紙をコラージュして創るのですが、なかなか面白いものもあります。
 メンバーは、私がどんどん台本製作に凝っていく姿を見て、「あっ、また趣味の台本作りを楽しんでいたんだね」と、サラっと流します。かまって欲しい時は、若山くんを捕まえて説明をします。
 若山くんは、だいたい聞いてくれます。

-2007.10.08(月)

 

「朝どりタンゴ!」
〜セッション中のスタジオから、創作真っ只中の新曲の歌詞を、タンゴリアンに特急便でお届け!〜

<タイトル:マドンナ>
いつも思っていることだから
当たり前になってたよ、かあちゃん
俺は かあちゃんがいちばん好きだ
いちばんかわいくて いちばん楽しくなる
ずっと 変わらないよ、かあちゃん
ずっと ずっと 俺のマドンナだよ

もう何年になるかな 俺は24だったよ
海の近くの工場で 女はおばさんしかいない所に
どこで間違ったのか えらくべっぴんな子がきたんだ
かあちゃん、俺はいっぺんに好きになったんだよ

※アー 俺のマドンナ アー 俺のマドンナ
 アー 俺のマドンナ アー レディマドンナ

あの手この手で気をひいたよ、かあちゃん
同期の奴らにまけてたまるかって
2回ふられたけど やっと付き合えた時
俺、興奮して海に飛び込んだね
ずっと 変わらないよ、かあちゃん
もう 35年だよ

結婚してからは毎日が楽しかったよ
正夫と由美子もいい子に育ててくれた
ぜんぶ かあちゃんのおかげだよ
俺もだから仕事もがんばってこれたんだよ

※くりかえし

これからも ずっと一緒にいような、かあちゃん
いつか目が覚めたら また手をつないで歩こうな
ずっと そばにいるよ、かあちゃん
ずっと ずっと 俺のマドンナだよ、かあちゃん

-2007.09.07(金)

 

「立川美術館、夏…」
〜にわか「美味しんぼ」マニア立川亮が、憧れの海原雄山に都会の片隅でこっそり挑戦!絵画、陶芸、彫刻と心のおもむくままに創作する冒険紀行!ビーチは美術の独壇場!〜

「灰皿」(1993年作品、瀬戸焼、11×12×5、立川家書斎に放置)

-2007.08.08(水)

 

「7月8日に生まれて」

 本当に暑く、太陽が高い日曜日だったという。
 私と弟は、一卵性双生児としてスポンと生まれてきた。女の子が生まれると信じて、女名前ばかり考えていた父は、現実に焦って新聞のテレビ欄を見た。
 そこにあった、ある俳優の方の名前から、私と弟の名前は決まった。「いやあ、お祖父さんもリョウジだからいいかなと思ったよ。フォッフォッフォ」と、父は笑う。
 この話をすると親しい人は、「そういう、後付けの巧みさは引き継いでいるね」と感心する。いったい、どういうことだろう?

 今年は、Blossomのやっちゃんが一番早くにお祝いメールをくれた。その時間、0時0分。こういうところ、すごく喜んだ。
 いろんな方がメールや電話をくれて、携帯の電源の減りが早い一日だった。去年に続き、最後はケンタロウさんだった。

 この前、ずっと切って貰っている美容師さんに、「亮くん、今更なんだけど、若い頃の彦麿呂さんに似てるね」と言われた。
 そんなによく食べそうですか、と笑ったものの、本当に最近はよく食べる。食べれない時と、食べれる時がバランスよくやってくるらしい私。今年は、珍しく夏に食べれるみたいだ。
 とりあえず、例年食べれない夏のものを食べてやろうと思っている。とりあえず、夜店のトウモロコシを食べたい。なんか、貧困やな。別に夏やのうても食べれるやん。でも、食べたい。だから、この夏は、お祭りに足しげく通ってみることにする。浴衣を着て、下駄を鳴らそう。

-2007.07.10(火)



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